2011/2010/ 2009 /2008 /2007


「異界からの誘い/生命線がない!!」(実際にあった怖い話/3月号)'10
私は手相を占ってもらったことが一度もありませんが、
最近、流行りのKY線はくっきりとありました‥。
協調性がなく場の空気が読めず我が道を行く線だそうで‥
ある意味、漫画家でよかったってことです。
生命線がない!!こんなことが本当にあるのか‥
占い師のおじさんの悲哀がでてます。


「似顔絵師」(読者投稿心霊体験・21)'10
今回は、キャラクター先行のストーリー作りで、
この「似顔絵師」の主人公はシリーズものとして、
以前から考えていたものです。
また評判がよければ再登場もあるかも‥です。
編集さんからは、「今回は乱歩作品の臭いがする‥」
うれしい感想をいただきました。


「壁から這い出してきた霊」(実際にあった怖い話/5月号)'10
編集さんに言われました‥
おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさんキャラを描くと反響いい!
前回の「生命線がない!!」脱サラしたおじさん占い師キャラしかり‥
たしかに皺の多いキャラ、癖のあるキャラのほうが描いてておもしろい。
皺の数だけ深みが増すと言うことなのでしょうか?
今回も個性的なキャラ出てますよ~。


「瘡蓋-かさぶた」(読者投稿心霊体験・22)'10
乱歩の匂いのするものを描きたいということで‥
絞り出した作品です。
このタイトルは気に入ってます。
[瘡蓋]皮膚の傷口やはれものが、なおってきて上にできた皮(意)
心の傷にも瘡蓋ができ、新たに再生し美しくなっていくのでしょう‥か?
そんなことを描きながら思っていました。

「魔術倶楽部」(実際にあった怖い話/7月号)'10
日向さんの知人がこのようなサークルを実際に大学でやっていたそうです。
一歩間違えば大変なことになりそうなサークルです‥。
黒魔術、呪術は良く考えてから行ってください。
前にも言いましたが‥人を呪わば穴ふたつ‥です。


「あいあい傘」(読者投稿心霊体験・23)'10
実は、かなり前に書きかけのプロットをひっぱり出してきた作品です。
無差別な通り魔殺人が多く横行し出した頃に書いたプロットだと思います。
その手の犯人が一様に証言していた言葉を憶えています。
「誰でもよかった‥」なんて残酷で無慈悲言葉でしょう。
そんな悲しい事件をヒントに懐かしくも切ないものに仕上げました。


「予言する虚無僧」(実際にあった怖い話/9月号)'10
昔は駅前に修行僧をよく見かけたものです。
街中に虚無僧姿は違和感があり現実離れしていて、
不思議な存在感がありました。
「予言する虚無僧」は怖いというよりも、
不思議で心強い気持ちになれる作品だと思います。


「じいじの手」(読者投稿心霊体験・24)'10
子供が成長すると大人の手を離れてゆきます。
孫と祖父にもそれは言えるでしょう‥
手をつながくても歩いていける。
祖父は内心うれしいような複雑な心情なのではないでしょうか‥
それが成長するということなのでしょう。
しかし、絆という心の手は、ずっと‥つながれている。
そんな思いが伝わればと描いた作品です。


「入り口のないホテル」(実際にあった怖い話/11月号)'10
不思議な話‥「異界からの誘い」ならではというお話です。
描いてる未浩も今回の出来事は最後まで解らなかったです。
確かに怖いお話は漫画のようにいつも起承転結‥などと、
うまいことまとまらないことのほうが現実でしょうから‥
最近ようやく‥原案者、日向さんの意図してることを、
漫画化できているように感じます。
そうそう久しぶりにカラーページがあります。
このカラーページ一枚で何かが伝われば‥そんな、
小説の表紙を描くように意識した一枚です。
そんな仕事も舞い込んで来たらいいな‥。


「おんぶばあば」(読者投稿心霊体験・25)'10
「じいじの手」でおじいさんを今度はおばあさんということで「おんぶばあば」です。
この作品を描いてて思い浮かんだ曲がありました。
♪運がいいとか~悪いとか~♪さだまさし(グレープ時代かな?)さんの「無縁坂」です。
この曲は、苦労した母‥に手をひかれ無縁坂を昇ったという歌詞の内容でしたが‥
現在、老人の孤独死が問題になっています‥無縁社会そんな言葉が頭を過りました。
「おんぶばあば」サブタイトルをつけるとすると「無縁坂」でしょう。




「葬られた病棟」(実際にあった怖い話/1月号)'10
病院ものの恐怖特集でP12の短編ですが‥
「塞がれた洞窟」小立野みかんさんへひき続く2本立てとなっております。
2話に通ずる謎の老人、病院のデザインを先に未浩がスケッチしました。
「葬られた病棟」で登場する謎の老人の正体が「塞がれた洞窟」で明らかにされます。
新たな試みで1話読みきりでも2話通しても楽しめます。